矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

2
<大阪府知事選>タレントで弁護士の橋下徹氏が当選確実

・・・・(絶句)・・・
去年の宮崎県知事選挙の東国原氏当選後の、彼の活躍ぶりを見て大阪府民は、テレビで名が売れている橋下氏を選択したのだろうか。
2万%立候補はないと嘘をついて(しかも表現が数学的に間違って)いる候補者をなぜ選んだのだろうか。
有名であれば誰でもいいのだろうか。

このような調子だから自民党も民主党も、テレビタレントを候補者に担ぎ出すのだろう。

所属団体や、大手メディアからの影響、自分の不必要な欲望から自律した賢明な有権者はこの国にはいないのだろうか。いや絶対大勢いるはずだ。そう信じたい。でも、そのような有権者が熱意を持って投票したいという候補者が絶対的に少ないのが現状なのかもしれない。
既存政党には、さまざまなしがらみを断ち切り、本当の意味で国民全体のために行動しようという勇気がない。何のために政治を行っているのか、国を、県を、共同体をどうしたいのか皆目分からない。
私利私欲から解放された真に自由で強い政党の登場を強く望む。

3
<大相撲初場所>朝青龍はV逃すも低迷の相撲人気盛り上げる

ハンドボール:やり直しアジア予選前売り40分で完売

大相撲にしても、ハンドボールにしても、本質的でないところで盛り上がってしまっているようだ。
大相撲やハンドボール以外でも、競技そのものではなく、それに付随したスキャンダルや政治的話題の方が世間の注目を浴びている。

ただ、競技関係者の立場に立ってみれば、どんな形であれ注目を浴び、関心を持つ人が増えることは感謝すべきことなのだと思う。後は、関心を持った人が、その競技の本当の面白さ、奥深さを見つけ、見る目を自分の中で育てていくかだろう。

しかし、メディアの報道姿勢からは、単なる面白い話題があるところだけつまみ食いして、その競技の本質を説明するような熱意が感じられない。もっとも、一般視聴者もそこまで求めている人はいないのかもしれないが。

今年は北京オリンピックの年。4年に一度のスポーツの祭典であるが、各競技はオリンピックのときだけに大会をしているわけではなく、日常的に世界各地や日本国内で競技大会を行っている。日本の選手のメダル獲得有無だけに関心を寄せるのではなく、競技そのものの面白さや、世界各地から集まる代表選手の祖国の現状を勉強しておけば、メディアから自由な形で自律的に北京オリンピックを楽しむことができると思う。北京オリンピックについては、折に触れてこれからも考えること、感じることを述べていきたい。






3
新大久保駅乗客転落事故

この事故があってから今日でちょうど7年が立つのだなあ。早い。
私もこの報道に対して、助けようとした二人の行動は勇気あるすばらしい行動だと思った人間の一人である。特に、異国の地で、しかもかつての支配国であって複雑な感情を持っていたであろう日本人を、何のためらいもなく救助しようとした韓国人留学生李秀賢氏。自分の家族ならともかく、友人でさえ動けないことがある自分にとって、彼の勇気と行動力は賞賛しすぎてもしすぎることはない。
もっとも、本人は、体と心が反射的に動いただけであり、その人がどのような国の人であるかは関係なく、目の前の困難な人を救いたかっただけだというかもしれないが、それでも素晴らしい。是非生きていたら国籍を超えて友人になりたかった。

一方、結果として勇敢な2人の男性を結果的に道連れにしてしまった、最初にホーム下に落ちてしまった男性は、酒に酔っていたとのこと。もしも、この男性が酒に酔っていなければ自らの命のみならず、勇敢な2人の男性の命も無駄にせずに済んだのに。

でも、いちばん許せないのはJRである。この事件の後、一時的に酒類の販売を禁止していたのに再開したとは、この事件を真摯に受け止めていないのではないか。電車は居酒屋ではない。人を快適に、時間を守って目的地まで運ぶのが仕事である。JR全体で駅で酒を売るのが収益の大きな柱になっているという話は聞いていない。乗客からの酒類販売の要望があるからといって、どれほどの大きい声なのか。酒類販売どころか、アルコール検知器を使って、重度に酔っ払っている客は乗車禁止ぐらいの措置を取って欲しい。駅に汚物を撒き散らされるリスクや転落事故による電車遅延のリスクを回避できて一石二鳥だと思うが。

1
江原啓之がフジを痛烈批判 「虚偽の提案でだまされた」

昔からテレビの世界はおかしいと感じていたが、ここ3、4年はその度合いが加速度的に増している気がする。

各局とも似たような番組ばかり。クイズ、ドラマ、スピリチュアル、旅番組、グルメ番組、おしゃべりバラエティ、似たような人間が出てきて、似たような企画で、見たいと思わせるような番組を新聞のテレビ欄から見つけ出すことが難しいと感じることが最近とみに多い。
視聴率ばかり気にして、視聴者を楽しませたいとか、視聴者にメッセージを訴えたいという気持ちが伝わってこない番組ばかり。
これからというときに限ってCMが入り、興をそがれる。

昔はもっと志のある人間がテレビの仕事についていたと思うのだが、テレビがメジャーになって、勉強がそこそこできて世渡りのうまいだけの人間が多く応募して、志ある人間がはじき出されてしまったのだろうか。

完全な地上デジタル化となる3年後、2011年にテレビはどうなっているのか。ハード、インフラは整っても放映するソフトが貧弱では、多くの人がテレビを見捨てるような気がする。
テレビ界に携わる人々よ、昔とは時代が違って今はインターネットや安価なレンタルDVDといった競争相手も多い。今のまま惰性で番組を作っていると、ますます視聴者がいなくなって広告料収入もなくなるぞ。
自分の蓄財・出世だけに熱心で、テレビを通じて社会に貢献したいというものが何もない者は業界から潔く去って欲しい。蓄財・出世はテレビ界でなくても実現はできるはず。

2
次期衆院選、都市重視を=森元首相
ガソリン税、発言慎重に=所属議員に文書配布−自民
民主、ガソリン「造反」に苦慮 暫定税率維持へ総決起大会

ガソリンの暫定税率維持・撤廃で自民党と民主党が対決しようとしている。
しかし、民主党内も一枚岩ではないようだ。

ガソリンの暫定税率の維持か撤廃かは、国民生活に直接響いてくるから、本当に国民生活を第一に考えているのであれば徹底的に討論・検討してより多くの人が長期的に利益を享受できる形の結論を出して欲しい。が・・・
どうもこれを政争の具にして、総選挙のアピールの場としたいということだけしか見えてこないのが不満だ。

自民党も民主党も、次の選挙のことだけしか考えてないように見える。
普段からまじめに日本という国家・共同体のことを真剣に考え、行動していないから選挙にあたふたするのではないか。まるで、普段遊びほうけて勉強をせず、テスト直前にあわてて一夜漬けして準備を間に合わせる不真面目な中学・高校の生徒のようだ。
国から高い給与をいただいている責任の重さをきちんと考えて欲しい。

ガソリンの税率はいったん撤廃し、新たに環境税を付加すればいいと思うのだが。
選挙のことだけでなく、本当に国全体の長期的な利益を考えて行動して欲しい。
それは国会議員だけでなく、国民一人ひとりも同様であるが。

歯科医に広がるワーキングプア

医者や歯医者は高収入で安定した職業というのが世間一般のイメージだが、実際は厳しいらしい。特に歯科医は大変らしい。
正当な仕事には正当な報酬を支払うべきであると思う。そうでないと、正当な仕事をしようとする人の意欲を奪うことになり、結果として患者の不利益に返ってくることになる。

価格破壊だとか、不況とかで、この国のお金に対する感覚はすっかり狂ってしまったようだ。有名ブランドのものはその内容を吟味することなく盲目的に高い値段で買ったりする人がいる一方、一方では子供の学校の給食費を払わなかったり、高速道路の料金をちょろまかしたりする人もいる。
本当に必要なものについては、物を吟味した上で適切な値段で買い、不必要なものは
買わない、という選択・判断をしていく必要があると思う。
お金がない、貧しいといっている人に限ってその人の人生にとって本当は必要ないものに貴重なお金を使っていて、本来払うべき必要なものに対してケチっているのではないだろうか。

それにしても、昨日の日経平均株価の下げは凄まじかった。米国の利下げにより、ある程度は回復したものの、年初からの下げに比べれば上げ幅小さい。世界同時不況の前触れなのだろうか。

このページのトップヘ