リオデジャネイロオリンピック真っ最中,夏の甲子園も始まり,アメリカ合衆国はイチロー選手がメジャーリーグ通算3000本安打を達成とスポーツで賑やかな昨今。その中,昨日の天皇陛下のビデオメッセージは,いろいろ考えさせられた。

日中は仕事のため,録画機をセットし,帰宅後改めて見た。
平成の時代の「玉音放送」,いや「玉画放送」というべきか,あるいは「人間宣言」というべきか。
昭和末期の社会の混乱,自粛の連続や,元号や葬儀などのあり方が密室で決められる非民主性を記憶する世代にとって,「生前退位」というのは現代に即した合理的である意味親切な方法だと感じる。
いきなり天皇が崩御してしまった時の混乱を避けるために,前もっていろいろ計画的に物事を,オープンな形で進めるべきだ。

確かにいろいろ新たな法整備が必要だったり,諸々の条件を考慮して慎重に決断しなければならないことはあるだろう。が,無駄な時間をかけているヒマはない。
「象徴天皇制」の役目を,現行の日本国憲法やその精神と照らし合わせつつ検証し直し,改革すべきところは改革し,守るべきところは守って,速やかに今上天皇の「生前退位」が可能となる環境を作っていかねればならない。
時間を浪費していると「生前退位」も出来ず,後に「国賊」内閣と言われる可能性があることを,現内閣には肝に銘じてほしいものだ。