今年も残すところ10日。クリスマス,そしてお正月を迎える季節である。
我が子も今日が小学校の2学期終業式。こどもにとってはワクワクする行事目白押しで楽しい時期だろう。
私も小さい時,若かりしときはそう感じていたものだが。
この年齢になってくると,年末年始の重みというのがだんだん軽くなってくる。
昔は一年の締めくくりと始まりに特別な感情を抱いていたものだったのだが。
これは,人間生きている時間が長くなると,一年間という時間の人生に占める割合がだんだん小さくなるのと関係あるのだろうか。それとも,繰り返し味わってきた年末年始の行事に慣れと飽きが来てしまっているからだろうか。
一年を振り返ったり,来る新年に対する前向きな気持ちがどうも持ちにくくなってきている。
段々生きている瞬間瞬間が平べったく薄くなってきているようにも思う。
それは,時空間や経済規模などを,人生経験をいろいろ経ていく中で大きなスケールでとらえることができるようになった反面,小さな物事に対する感受性が鈍くなってきている副作用なのかもしれない。
いろいろな修羅場を潜り抜けてきたためにちょっとやそっとのことで動じにくくなった,強さのせいか,それとも逆に生きてきた過程で得た強さと引き換えに,繊細で細やかな感性を失ったせいなのか。
平成最後という,ある意味特別な今年の年末。その割には,日ごろのいろいろなことに忙殺されて,軽くて平べったい時間が目の前を通り過ぎていく。こんな形でただいたずらに年を取っていって果たしていいのか。

このブログの扱いとともに,悩むこの頃である。