矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:アジア

先日,アジアカップサッカーUAE大会が閉幕。決勝まで進出した日本,2大会ぶり5回目の優勝を狙うもカタールに予想外の完敗,準優勝に終わってしまった。
・・・が,30年ぐらい前は,日本がアジアの中で上位進出が当たり前となるくらいにサッカーが強くなるとは想像することができなかった。ましてやワールドカップに出たり,決勝トーナメントに進出するなどは夢のまた夢の世界である。

思えば,この「平成」という時代は,日本の社会におけるサッカーのプレゼンスが飛躍的に向上した時代であったといっても良い。スポーツといえば野球と相撲ぐらいで,他の競技は新聞の片隅に結果が簡単に載るくらい。4年に一度のオリンピックのときだけ大騒ぎするという繰り返しであった。それが,いまやサッカーを筆頭に,あらゆる競技が割と事細かに報道されるようになった。隔世の感だ。

とともに,日本の社会において「アジア」の占めるプレゼンスも急激に拡大してきた。これは,中国を筆頭にしたアジア各国の経済力の増大が一番の要因だろう。昭和の時代は,アジアでは日本一強だったのが,いまやGDPは中国が世界2位かつアジア1位,日本が相対的な地位を落とす反面,韓国,シンガポール,そしてインドネシア,ベトナム,タイなどの最近の経済成長力は著しい。
かつては日本から海外へ大挙して旅行者が出かけて行ったものだが,昨今は逆に,アジアの各国が日本に大挙して旅行に来る時代になっている。

そういえば,明日は春節,旧正月。中華圏では1月1日以上に大切に祝われる祝日で,この時期に日本にも大勢の中華系の人々が訪れる。
ぜひ,日本で過ごす時間を楽しんでほしいものである。あ

…それにしても、日本代表の対ベルギー戦は、実に惜しかった。2点ととんと先制したときは、もしやとも思ったのだが…。

決勝トーナメントの展望予想をするといいながら、既に一回戦が全部済み、ベスト8が出揃って、その時期を逸してしまった。痛恨。
後日、気を取り直し、準々決勝以降の予想展望を書く予定とするが、その前に、グループリーグの予想と結果の照らし合わせをしたい。



グループA(ロシア,サウジアラビア,ウルグアイ, エジプト)
予想 ウルグアイ首位、二位争いをエジプトとロシア
結果 ウルグアイ ロシア
ウルグアイは安定していた。ロシアが地元の利もあった。エジプトは波に乗れず。

グループB(スペイン,ポルトガル,モロッコ,イラン)
予想 ポルトガル スペイン 
結果 スペイン ポルトガル
予想通りであったが、モロッコ、イランとの力の差は思ったよりなかった。

グループC(フランス,ペルー,デンマーク,オーストラリア)
予想 フランス ?
結果 フランス デンマーク
フランスは安定。デンマークは運があった。ペルーは今ひとつ波に乗れず。オーストラリアも善戦。全体としては予想どおり。

グループD(アルゼンチン,クロアチア,アイスランド,ナイジェリア)
予想 アルゼンチン? ナイジェリア?
結果 クロアチア アルゼンチン
アルゼンチン、ナイジェリアとも予想以上に不安定だった一方、クロアチアが想像以上に安定。アイスランドも健闘。

グループE(ブラジル,スイス,コスタリカ,セルビア)
予想 ブラジル スイス
結果 ブラジル スイス
ここも予想どおり。ただ、ブラジルは思ったほど強くないようだ。

グループF(ドイツ,メキシコ,スウェーデン,韓国)
予想 ドイツ メキシコ
結果 スウェーデン メキシコ
ドイツの敗退はまったく予想できなかった。過去グループリーグ敗退したことがないドイツを、勝ち抜けないと予想できた人は果たして世界中でどれだけいただろう。しかも結果グループ最下位とは。

グループG(ベルギー,イングランド,チュニジア,パナマ)
予想 ベルギー イングランド
結果 ベルギー イングランド
ここも予想どおり。波乱なし。

グループH(ポーランド,セネガル,コロンビア,日本)
予想 コロンビア首位 ポーランドとセネガルの二位争い
結果 コロンビア 日本
日本の勝ち抜けはサプライズ。やはりこのグループがいちばんの混戦だった。日本の勝ち抜けはもとより、フェアプレイポイントの差で決勝トーナメント進出が決まるということがいちばんの驚きだった。

そしてベスト8の顔ぶれを見ると、グループA、Gのそれぞれ2チームが準々決勝にコマを進めたのに対し、グループB、Hは全滅。
ヨーロッパ6チーム、南米2チームとなっている。
アジアのチームは、準々決勝には進出できなかったが、グループリーグでの戦いは健闘していたと感じる。一方で、アフリカが苦戦し、南米も事前評価の割には、グループリーグではもたつきが見られ苦しんでいたように思えた。

長野冬季五輪の開会式が行われたのが,ちょうど20年前の今日。年月が過ぎるのは早いものだ。
力士たちに連れられて選手たちが入場し,伊藤みどりが妙な恰好をして点火台に灯火した光景をTVで見たのをまだ鮮明に覚えている。
そして,平昌冬季五輪が一部競技は明日から先行して始まり,開会式は明後日に行われる。
韓国での冬季五輪は史上初。
アジアで開かれる冬季五輪は長野以来20年ぶり。
夏季五輪を含めて考えれば,韓国で五輪が開催されるのはソウル五輪以来30年ぶり。
アジアで開かれるのは北京五輪以来10年ぶり。
すべて区切りの良い年数というのが何となく美しい。
一時期は北朝鮮情勢の緊迫化や,韓国経済・政治の混乱で開催も危ぶまれたが,何とか開催できるようになったのは一安心である。いろいろ今の五輪の在り方には考えさせられるところも多いが,せめて平和の祭典にふさわしい大会となることを切に祈るものである。

さて,大会の展望であるが,日本のメダル数は果たして。
直近の国際大会の状況などを見ると,今回は長野大会以外で初の複数の金メダル,メダル量産の確率はそこそこ高いように思う。というより,どうも他国があまり冬季五輪に力が入っていないように見えるのは気のせいか。(ロシアの国家ぐるみのドーピング問題も影響があるか。)
私の予想は,金1〜6,総メダル数6〜15の範囲に収まるかと思う。ズバリいうのであれば,
期待こみで金4,銀5,銅6。厳しめで金1,銀2,銅3か。
スピードスケート女子とフィギュア男子でどれだけ活躍できるか。雪上競技やエクストリーム系も,過剰な期待はしてはいけないが,それなりに活躍はすると思う。個別の詳細な予想の説明はここでは割愛。
地元の韓国は,スケート競技でそこそこメダルは取るだろうが,全般的な大活躍というほどのメダルラッシュにはならないと思う。国家単位での参加が禁止されたロシアの分が,他国に均等に分配される,という感じになるか。
何はともあれ,無事に,平和裏に行われてほしいものである。そして,一昨日昨日と大暴落に見舞われた株式市場,為替も落ち着いてほしいものである。


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◆◇◆ 沖 縄 ◆◇◆ に参加中!
職場の休暇を利用し、私と妻・2歳半の娘の3人で昨日まで3泊4日、沖縄旅行を楽しんできた。
時間とお金が許せば、国外旅行をも考えていたのだが、妻の仕事上の都合や、家族全員の衣類などの荷物の量、加えて娘の飛行機代を考えて(国外便は2歳以上は料金が発生するが、国内便であれば3歳未満は無料)、国内で衣類の量が少なくてすみ、かつ異国情緒をもっとも味わえる場所ということで沖縄を選んだ。私自身は5年ぶり3回目の沖縄旅行となる。

沖縄の天候は、初日から3日目まで曇天続きであったが、気温は20度〜25度で非常に過ごしやすかった。紫外線を気にしないで済む分最良の条件だったかもしれない。最終日には晴れて、紺碧の海と青い空の南国らしい色彩のコントラストの強い風景も楽しむことができた。

ちょうど今回は沖縄県知事選とぶつかり、あちこちに候補者のポスターや垂れ幕が目立つように存在していた。一方、選挙カーも時折見かけたが、比較的静かであった。聴覚より視覚に訴える戦略なのか。基地問題、経済問題が焦点だとは思うが、どうも今ひとつ全体的に覚めた選挙の風景にも思えた。
沖縄と米軍基地の問題は、考えれば考えるほど一筋縄ではいかず、難しい。でも、難しいからといって今まで真摯に考える努力を放棄してきた結果が今の状態なのだから、どんなに難しくても逃げずに、沖縄県民以外の日本人がある程度の負担を覚悟で本質的解決への道筋を作るべきだと思う。

また、沖縄が日本に属することの意味、恵みを日本人はもっと知るべきだと思う。軍事的な意味だけでなく、文化的意味、政治的意味でも、沖縄が日本に属することで、日本は大きな恩恵を受けている。沖縄の位置が、日本、朝鮮半島、中国大陸、東南アジアから等距離にあることで、現在では軍事的な意味を持たされてしまい、そのために米軍にとって特別な場所になってしまっている不幸な面があるが、一方、歴史的な観点で言えば、中国をはじめとするアジア諸国と貿易を通じてかつては独自の国家を形成し、繁栄していた過去がある。中国をはじめとするアジア諸国、日本、アメリカ、この3つの文化を受容し、独自の文化を再生産している沖縄の恵み・魅力を日本人は気づくべきであると思う。いや、3つのみではなく、沖縄は南米など世界各地に移民として渡っていてもいる。そういう点では、世界とつながっているといってもいいのではないかと思う。
今、沖縄が日本に属することで、アジア諸国をはじめとする世界と日本がより密接につながっていること、アジア人・あるいは世界人として共感可能な土台があることを他国に対してアピールしやすくしてくれていることを沖縄に対して感謝しなくてはいけないのかなと思う。

・・・と少々スケールの大きいことを書いたが、それとは別に、今回の旅行、5年ぶり2回目の妻も、初旅行の娘も、各々楽しんでくれたようで、夫として、父親として嬉しい。
以下、今回の旅程等を記し、また写真も数点貼っておこう。

1日目:羽田空港−<ANA125便・機内で空弁>−那覇空港・レンタカー−<沖縄自動車道>−中城城址−オキナワマリオットリゾート&スパ(夕食&泊)
2日目:マリオット−<国道449号経由>−美ら海水族館(イノーでバイキング形式昼食)−<国道505号・国道58号・屋我地島・古宇利大橋経由>−古宇利島−<古宇利大橋・屋我地島・国道58号経由>−名護曲レストラン(夕食)−マリオット(泊)
3日目:マリオット−海中公園(グラスボート&海中展望塔)−<国道58号・県道84号経由>−きしもと食堂八重岳支店(昼食)−ナゴパイナップルパーク−道の駅おおぎみ−東村ふれあいヒルギ園−JUSCO名護店−A&W名護店(夕食)−−マリオット(泊)
4日目:マリオット−万座毛−美浜アメリカンビレッジ(昼食・観覧車)−那覇空港・レンタカー返却−<ANA130便>−羽田空港

レンタカー屋で借りた金色のマツダデミオで今回走破した距離、4日間合計364km。
訪問市町村(通過のみは除く)10(那覇市、北中城村*、中城村、名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村*、東村*、恩納村、北谷町)。(*印は今回初訪問)

中城城中城城


美ら海ジンベイザメ美ら海ジンベイザメ


古宇利大橋古宇利大橋


ヒルギ林ヒルギ林


万座毛



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2010年 FIFA ワールドカップへ向けて・・ に参加中!
北京オリンピックから突然の福田首相辞任劇とビッグイベントやニュースが立て続けにあったおかげで、ワールドカップサッカーアジア最終予選が始まっていたとは不覚にも知らなかった。

敵地でバーレーンに3−2で勝利。3点リードしたのに、残り5分でバタバタと2失点したらしいが、勝利はしたのだから、良しとすべきだろう。

それにしても、今までと比べると、マスメディアの取り上げ方がおとなしくなったように思う。本選に3大会連続で出場していて、予選突破が当たり前になったと思うようになったからだろうか。それとも、日本全体のサッカーに対する熱が冷めつつあるのか。あるいは、めぼしいスター選手がいなくなったからだろうか。

予選突破が当たり前という認識は非常に危険だと思う。特に、アジア最終予選に進出したチームはどこも、国力のかなりをサッカー強化に注いでおり、選手もかなりのモチベーションをもって挑んでいる。1998年フランス大会まで幾度となく涙を飲んだ過去の日本の歴史を忘れてはいけない。
サッカー熱が冷めつつあるのは、前回ドイツ大会の期待が大きかった反動があるのかもしれない。過去最高の人材がそろったチームと言われたにも関わらず、決勝トーナメント進出はおろか、1勝も上げることなく1次リーグで敗退してしまって、私もガッカリした人の一人である。
めぼしいスター選手がいないというのは、ある意味事実かもしれないが、スター候補の選手を見つけ、育てていくのもマスメディアの仕事の一つであると思う。完成された選手ばかりを追いかけるのではなく、これから成長していきそうな選手を地道に発掘し、報道していく姿勢がマスメディアに欲しい。

アジア最終予選については追ってまたコメントしていきたい。

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2010年 FIFA ワールドカップへ向けて・・ に参加中!
今日でワールドカップ2010 アジア3次予選の日程はすべて終了。日本時間で先週の日曜朝の時点で,今日の一戦を残した時点で既にアジア最終予選進出を決めていたので,日本代表チームの監督も選手も一安心であったろう。

メディア上では3次予選敗退の危機をあおった記事も散見されたが,個々の選手の実力・過去の戦績や近年の動向・国からのサポート体制などを総合的に冷静に分析すれば,オマーン,バーレーン,タイの3チームと比較して日本が上位2チームに入れないということは考えにくいと思っていた。危機感をあおったのは,わざとそうすることで世間の注目度を上げて,メディアの視聴率を上げたいという商魂のなせる業だったのだろう。気持ちは理解はするが,スポーツに対する哲学や,実際に戦う選手やスタッフに対する尊敬の念をもっと持ってもいいと思うのだが。

最終予選の組み合わせもまもなく決まるだろう。5チームずつ2組に分かれ,各組の上位2チームは本大会出場決定,3位のチーム同士がプレーオフをし,勝ったチームがオセアニア予選突破チームと最後の出場枠を争う形となっているが,果たしてどうか。
組み合わせを見ないと何とも判断しにくいが,世界ランキング上では,日本チームの本大会出場の可能性は高いと思う。アジアのチームの中では上から2番目であり,持てる力をそのまま発揮すれば,4大会連続4回目の出場は決して難しくない。しかし,持てる力を発揮しきれなかったら,今回は結構危ない場面に多く遭遇するかもしれない。



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