矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:ロシア

先日の日露首脳会談で,北方領土問題に動きがあったとかなかったとかとの報道。

・・・冷静に,第三者の目から見たら,北方領土を実効支配中のロシアが,簡単に日本に返還することはないはず。いくら違法だ云々言われたからといって,現にその地に住んでいる住民を強制移住させてまで日本に返すということが,果たしてありうるのか。

日本の都合・主張を述べた論調ばかり報道され,ロシアの立場を考慮した論調が見当たらないのが不思議だ。もっとも,メディアも客商売で,日本国民に受けのいい主張の方が売れるから,こうなっているのだろうが。

しかし,交渉事は,自分の都合ばかり押し付けていては相手は納得しない。結果的に自分の要望するものとは遠い成果しか得られないものである。
双方が,完璧とはいかないまでも,ある程度納得できる落としどころを見つけてそこで妥協するしか方法はないだろう。
では,その妥協案とはどういうものとなるのが望ましいのか。

日本としては,もう北方領土が返還されることを諦めるしかないのではないか。ただし,主権は本来日本になったことはロシアには認めさせる必要はある。だから,1945年8月15日以降はロシアに実質的に北方四島の主権をリースあるいはレンタルさせていることにする。
平和条約を締結後は,北方領土をロシアに売却する形にし,リース・レンタル料と売却代金をロシアから支払ってもらう。その費用で日本の財政を立て直せば,消費税増税は回避できるかもしれないし,日本の経済成長率も伸び,現政権の支持率も回復できるかもしれない。

領土をたくさん持っているからといってそれが国冨につながるとは必ずしもいえない。確かに昔はそうだったが,少なくとも今の時代はそうではない。もしも領土の広さが国富に完全比例するのであれば,ロシアが世界一の金持ち国になっていなければおかしい。が現実はそうでもない。
国家やリーダーの些細なメンツにこだわって,国益を損なってはいけない。時代に即した柔軟な発想で,最適な判断をしてほしいものである。




それにしても,佐村河内守氏の影武者,ゴーストコンポーザー騒ぎはびっくりした。
まだ全容がはっきりしていない状態では不正確な情報を元に変なコメントをするわけにはいかないので,自重したいが,一連の報道を見て思うことは多々ある。それはまた日を改めて記したい。

それにしても,ソチ冬季五輪。現地時間では昨日開会式。入場行進の順番,日本が最後から二番目というのが新鮮だった。ロシア語でアルファベット順にすると,日本がいちばん最後に来るらしい。
そして,実は日本語のアイウエオ順にすると,ロシアがいちばん最後になる。
6年半後の東京オリンピック,アイウエオ順で入場行進してほしいものである。

ソチ冬季五輪,日本のメダル予想があちこちメディア上で流れているが,米国のスポーツイラストレッテド誌の予想が私とかなり近い予想をしていたのが驚き。実際どうなるかは今日からのお楽しみである。

オリンピックは,しかし,自国の選手の活躍を追うだけではもったいない。世界各国からくる選手のパフォーマンスを楽しみたいものだ。冬ならではの競技の楽しさ,面白さを再発見しつつ,平和の祭典をしっかり味わいたいものである。

そして,明日は都知事選。・・・・正直,何だか気が滅入る。本当にいろいろ考えて,悩んで,苦しんで,投票しているのだろうか。自分の目先の損得だけを基準にして投票してないだろうか。
民主主義とは何か,考え込んでしまうこの頃。このもやもやから逃げるように,オリンピックに現を抜かしてしまってはいけないのだが・・・

image

ブログネタ
領土問題、どう考える? に参加中!
残暑は相変わらず厳しいが,幾分夜は過ごしやすくはなってきたようだ。少し,最近ホットな話題について考えてみたい。

・・・・ということで領土問題。対韓国の竹島(韓国側から言えば独島),対中国の尖閣諸島(中国側から言えば釣魚島),更に,対ロシアの北方領土(ロシア側からいえば南クリル諸島)が,今の日本周辺で問題となっている。
40年前までは対米国の琉球諸島(今の沖縄県)問題もあったが,一応平和裏に解決し(基地問題等はあるが),現在に至っている。

沖縄については,日米同盟の関係でいろいろ調整や話し合いがある意味しやすかった面があっただろう。が,前述の三つの問題については,沖縄のようにはいかないだろう。(いっていたらもうとっくに解決済みのはずだ。)

歴史的に見れば,日本の言い分の方が客観的にみても筋が通っているように(例え私が日本人でなくとも)思う。しかし,特に竹島と北方領土については実行支配をしているのが他国というのが事態を余計ややこしくしている。

もう,こうなったら,国際機関に第三者からの判断をしてもらい,日本の言い分が正しいことを認めてもらうしかないだろう。そして,その上で,現在実行支配している他国に領土をレンタルするか,あるいは売却すればいいのではないか。どうしても,現在実行支配している国が,その領土を欲しがっているのであればそれ相応のお金を払ってくれるだろう。その際は,過去にさかのぼってレンタル料を上乗せし,今後の領土の価値を査定した上で売却すればよい。領土を売却して得た資金で,日本の財政を立て直しし,国力を強化する方が良いような気がする。そうすれば,もしかしたら消費税増税が回避できるかもしれない。
もちろん,実行支配している国が,レンタル料や買収金額を支払えないというのであれば,領土から手を引かざるを得ない。そうすれば日本としては,領土の面からいえば万々歳だろう。

・・・・などという発言をしたら「売国奴」といわれてしまうだろうか・・・・?

ブログネタ
戦争 に参加中!
今日で2012年ロンドン五輪までちょうど後3年11ヶ月・・・などと呑気な気分も,この事件ですっかり吹っ飛んでしまった。

アフガンNGO邦人拉致事件

解放されたという誤報もあっただけに,最悪な事態になって非常に悔しい。
アフガンの人の日々の生活のために多大な貢献をしている人をなぜこのような酷い仕打ちをするのか。このような事件を起こしたら結局自分の首を絞めるだけなのに,犯人はそのようなことも分からない愚か者なのか。それとも別の暗黒の組織に唆されて,犯行に及んだのか。

ただ,ひとついえるのは米国の2001年アフガン攻撃が,結果的に今のアフガンの窮状を招いているという事実。加えて昨今の資源高騰でアフガンの一般市民が生活に困窮して,人心荒廃していることも想像がつく。根本的な原因は何なのだろうか。

そして,北京オリンピックと同時進行で起こった,ロシアとグルジアの紛争。

露の南オセチアとアブハジア独立承認

詳細はよく分からないが,一連の報道を見て私が感じた限りでは,ロシアが悪いように思える。資源高で国家財政が復活したのだから,それで満足すればいいのに,覇権主義に走って隣国や世界をいやな気分にさせないで欲しいものだ。まったく。

3月2日に行われた,北隣の国の大統領選挙が終わった。
メドベージェフ・・・日本人にとっては覚えづらい苗字である。イランの今の大統領に匹敵するくらいややこしい苗字だ。

ソ連発足以来,この国の指導者の風貌には有名な法則がある。今回も,この法則は守られたようだ。

ロシアの大統領選挙は事前にほぼ結果がわかっていたので,面白いものではなかった。一方の米国大統領選挙は,暦の上では今日が候補者選びで重要な日である。
米国大統領選挙については明日,結果判明次第コメントの機会を別途設けたい。

候補者と名前が同じという理由で勝手に盛り上がっている福井県小浜市に,オバマ氏から手紙が来たようだ。以前にプレゼントされたDVDや特産品に対するお礼の手紙らしい。プレゼントされてから1年間,選挙運動で忙しかったにもかかわらず,忘れずに律儀に返信するところに好感が持てる。

このページのトップヘ