矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:ワールドカップ

当初は、FIFAワールドカップロシア大会の準決勝を終えた時点での、三位決定戦と決勝の展望を書こうと思ったが、それどころではない。

先週末の、西日本一帯を襲った豪雨は凄まじかった。水害と地震津波の違い、死亡者の数の規模の差はあるが、東日本大震災に匹敵する自然災害だ。
その中で、豪雨の被害が予想されているにも関わらず、自民党が酒宴を開いていたことが批判されている。
まあ、タイミングが悪かったといえばそれまでなのだが、それにしても、水害から逃れようと必死な国民がいる中、能天気に飲み会の写真をSNSに投稿する神経が理解できない。
もっとも、自民党のみならず、野党の中には同じタイミングでパーティーをしていたところもあるようだ。そのことに対しても批判の声もある。
しかし、自民党の酒宴には、災害時に陣頭指揮を取るべき首相や担当大臣が、本来優先すべき仕事をせずに参加している。このことがいちばんの問題ではないか。「被災者のことを考えて酒宴やパーティーは自粛しろ」と私は言っているのではない。そのようなことをしていたら、毎日世界のどこかで不幸が出来事があり、酒宴やパーティーはずっと行えない。
やるべきことをせずに、飲み会にうつつを抜かすな、といいたいだけだ。
「国民の命と財産を守る」という首相の言葉はウソなのか。
本当に今の内閣、首相の姿勢、態度にはイライラさせられる。誠実さがまったく感じられない。

西日本豪雨で、JRの在来線がかなり壊れてしまったようだ。復旧まで数ヶ月単位かかるらしい。今夏の「青春18きっぷ」は、かなり使い道が限られてしまう。加えて、とみに最近は人身事故や車両故障などで、列車がなかなか時間どおり運行されない。「青春18きっぷ」を使っての遠出はだんだんリスクが高まってきているように感じる。この調子では、電車よりバスや飛行機を選択する流れが更に加速するように感じる。

最後に、やはりFIFAワールドカップロシア大会の予想。
優勝 フランス
二位 クロアチア
三位 ベルギー


現地時間の今夕から、準々決勝。
ベスト8のチームの、頂点への戦いがいよいよ始まる。
準々決勝以降の展開を予想してみる。

準々決勝

ウルグアイ対フランス
戦力は五分五分も、戦い方の華やかさではフランスが上。安定度や守備力はウルグアイが優位かとも思うが、順当ならフランスが勝ち上がるはず。

ブラジル対ベルギー
ここも総合的な戦力は五分五分と思うが、過去の実績や、直近の試合運びの安定度から見るとブラジルが優位。攻撃力はほぼ互角か、あるいはベルギーが上回るかとも思うが、守備力は今大会のブラジルの安定度はピカ一。ベルギーには、日本の分まで頑張って勝ち上がってほしいものだが…


スウェーデン対イングランド
開幕前の下馬評ではイングランド圧倒的優位と思うが、今大会入り後の試合ぶりを見ると、そこまでの差はない。スウェーデンの守備力はブラジルと双璧。イングランドの攻撃力がスウェーデンにどこまで通じるか。イングランド優位と見るが、時に不安定さも見せるイングランド、スウェーデンにもチャンスは十二分にある。

ロシア対クロアチア

地元の利でここまで勝ち上がったロシアだが、果たして。戦力の比較だけならクロアチアの優位は堅い。クロアチアは、グループリーグで見せた高い攻撃力が、ここに来てやや下降傾向なのが気になる。もつれると波乱も。だが、恐らくクロアチアが勝ち進むと思う。

準決勝

フランス対ブラジル(予)

総合的戦力ならブラジルだが、チームの相性を考えると、フランスが圧倒的優位。フランスが勝ち上がると思う。

クロアチア対イングランド(予)

安定度ならクロアチアだが、過去決勝進出できたチームは12国のみで、新参者が入るために超える壁は果てしなく高い。イングランドが52年ぶりに決勝に進むと予想。

三位決定戦

ブラジル対クロアチア(予)

果たして両チームがどれだけのモチベーションを持ってこの試合に臨むのかわからないが、クロアチアの方がより高い気持ちでこの試合に入るように思うので、クロアチア三位、ブラジル四位と予想。

決勝
フランス対イングランド(予)

「ドーバー海峡決戦」などとマスコミでは報道されるかも。それぞれ2度目、かつ、自国開催以外での大会初制覇を賭けての対戦は、フランス優位と見る。イングランドは若さと、そこから来る不安定さが気がかり。

かくして、フランスが20年ぶり2度目の優勝を飾ると予想する。




…それにしても、日本代表の対ベルギー戦は、実に惜しかった。2点ととんと先制したときは、もしやとも思ったのだが…。

決勝トーナメントの展望予想をするといいながら、既に一回戦が全部済み、ベスト8が出揃って、その時期を逸してしまった。痛恨。
後日、気を取り直し、準々決勝以降の予想展望を書く予定とするが、その前に、グループリーグの予想と結果の照らし合わせをしたい。



グループA(ロシア,サウジアラビア,ウルグアイ, エジプト)
予想 ウルグアイ首位、二位争いをエジプトとロシア
結果 ウルグアイ ロシア
ウルグアイは安定していた。ロシアが地元の利もあった。エジプトは波に乗れず。

グループB(スペイン,ポルトガル,モロッコ,イラン)
予想 ポルトガル スペイン 
結果 スペイン ポルトガル
予想通りであったが、モロッコ、イランとの力の差は思ったよりなかった。

グループC(フランス,ペルー,デンマーク,オーストラリア)
予想 フランス ?
結果 フランス デンマーク
フランスは安定。デンマークは運があった。ペルーは今ひとつ波に乗れず。オーストラリアも善戦。全体としては予想どおり。

グループD(アルゼンチン,クロアチア,アイスランド,ナイジェリア)
予想 アルゼンチン? ナイジェリア?
結果 クロアチア アルゼンチン
アルゼンチン、ナイジェリアとも予想以上に不安定だった一方、クロアチアが想像以上に安定。アイスランドも健闘。

グループE(ブラジル,スイス,コスタリカ,セルビア)
予想 ブラジル スイス
結果 ブラジル スイス
ここも予想どおり。ただ、ブラジルは思ったほど強くないようだ。

グループF(ドイツ,メキシコ,スウェーデン,韓国)
予想 ドイツ メキシコ
結果 スウェーデン メキシコ
ドイツの敗退はまったく予想できなかった。過去グループリーグ敗退したことがないドイツを、勝ち抜けないと予想できた人は果たして世界中でどれだけいただろう。しかも結果グループ最下位とは。

グループG(ベルギー,イングランド,チュニジア,パナマ)
予想 ベルギー イングランド
結果 ベルギー イングランド
ここも予想どおり。波乱なし。

グループH(ポーランド,セネガル,コロンビア,日本)
予想 コロンビア首位 ポーランドとセネガルの二位争い
結果 コロンビア 日本
日本の勝ち抜けはサプライズ。やはりこのグループがいちばんの混戦だった。日本の勝ち抜けはもとより、フェアプレイポイントの差で決勝トーナメント進出が決まるということがいちばんの驚きだった。

そしてベスト8の顔ぶれを見ると、グループA、Gのそれぞれ2チームが準々決勝にコマを進めたのに対し、グループB、Hは全滅。
ヨーロッパ6チーム、南米2チームとなっている。
アジアのチームは、準々決勝には進出できなかったが、グループリーグでの戦いは健闘していたと感じる。一方で、アフリカが苦戦し、南米も事前評価の割には、グループリーグではもたつきが見られ苦しんでいたように思えた。

FIFAワールドカップロシア大会、グループリーグの戦いは終わり、既に決勝トーナメントに入っている。
開幕前は決勝トーナメント進出を絶望視されていた日本代表だが、下馬評をひっくり返す活躍で、16強入り。現地時間の今夜、日本時間なら明日未明に、初の準々決勝進出を賭けて、ベルギーと対戦する。

決勝トーナメント進出を決めた対ポーランド戦の戦い方でいろいろ物議を醸している。最後の10分間、ボール回しをして、勝ち点を取りに行かず無気力な試合運びをしたことへの批判だ。
16強入りわ争っていたコロンビアとセネガルの試合が、もしも引き分けに終わったらば日本は敗退、セネガルが勝てば無条件に日本が16強入り、コロンビアが勝った場合は得失点差、総得点、そして警告数の比較で16強入りが決まるという状況だった。

日本ポーランド戦のあのゲームだけを考えるならば、無気力試合と非難されるのは理解できる、が、決勝トーナメント進出を考えた場合、より確率の高い方法を選択するのは理にかなっている。まだあの試合が引き分け狙いだったり、勝っている状態でボール回しをしはじめたなら、ここまで物議を呼んではいなかっただろう。たまたま、一点差の劣勢だったから、余計に目立ってしまったのだとも考えられる。
また、決勝トーナメント進出後のこともあるいは考えていたのかもしれない。ポーランド戦で全力で勝ちにいけば、16強は確実でも、その先、準々決勝以上への進出に必要な気力体力が持たない、と考えていたならば、この戦略の選択もより納得がいく。

もっとも、無気力試合を目の前で見せられた観客の立場からすると、せっかく時間をかけ、安くないチケット代、旅費を払ってこのゲームは、と怒る心情も十分理解できる。見に来た試合は、手に汗握るハラハラドキドキの好ゲームであってほしいものである。

物事の選択・決断は難しい。万人が納得する選択肢はない。ある人は称賛する決断も、別の人はその決断に厳しい批判をする。それでもその場その場で、最も大切にするものが何で、そのための最適解を見つけ実行していかねばならない、それが人生というものなのだろう。

さて、日本とベルギーの試合は果たしてどうなるか。



米朝首脳会談などに気を取られ、気付けばFIFAワールドカップロシア大会が開幕していた。既に開幕ゲームは終わってしまったが、今回もグループリーグの予想の詳細を書いておこう。

グループA(ロシア,サウジアラビア,ウルグアイ, エジプト)
混戦も、ウルグアイは実績、戦力ともやや他チームよりは優位か。エジプトと地元ロシアが二位争い。サウジアラビアは苦しいか。

グループB(スペイン,ポルトガル,モロッコ,イラン)
スペインとポルトガルが他の2チームより数段上か。どちらかというとポルトガルの方が安定感がありそう。モロッコとイランは、近年の実績からいうとイランが上かとも思うが、この組み合わせを勝ち抜くのは厳しい。くじ運か悪かった。

グループC(フランス,ペルー,デンマーク,オーストラリア)
フランスが優位。他の三チームが二位争いにしのぎを削る展開だが、二位にどこが来るか、非常に予想が難しい。もしかしたら、グループリーグ白星ゼロでも勝ち抜けてしまうかも。

グループD(アルゼンチン,クロアチア,アイスランド,ナイジェリア)
実績、戦力からすればアルゼンチン優位も、最近は不安定。意外に足をすくわれる可能性も。ナイジェリアも力はあるが、ここも不安定。クロアチアは爆発力はないが、しぶとい。初出場のアイスランドだが、意外と活躍するかも。アイスランドが勝ち抜ける可能性も十分ある。

グループE(ブラジル,スイス,コスタリカ,セルビア)
グループCと同じような展開か。ブラジルの優位は動かない。二位の座を残りの三チームで争う構図。強いて言えばスイスがほんのわずかに優位か。でもコスタリカ、セルビアにもチャンスは十二分にある。

グループF(ドイツ,メキシコ,スウェーデン,韓国)
ここに来てやや精彩を欠くドイツだが、実績・安定度は抜群。グループリーグ敗退は考えにくい。残りの座をメキシコとスウェーデンで争う形か。安定度、しぶとさでほんのわずかにメキシコ優位と見る。韓国は厳しい。

グループG(ベルギー,イングランド,チュニジア,パナマ)
グループBと似た構図。ベルギーとイングランドが優位。久々のチュニジア、初出場のパナマが波乱を起こすのは想像しにくいが、スキがあるとすればイングランドか。

グループH(ポーランド,セネガル,コロンビア,日本)
名前だけで見ると、直近で四強以上の顕著な実績を残したチームはなく、ある意味最激戦のリーグ。だが、正直日本は厳しいだろう。コロンビアが若干優位。二位をポーランドとセネガルが争うか。

決勝トーナメントの予想は後日する予定。

一週間後にはW杯サッカーロシア大会が開幕する。
6大会連続6回目の出場となる日本代表。しかし今回は何だかずいぶんと日本国民のチームに対する期待値が低い。
開幕数か月前の監督解任・交代,親善試合は連戦連敗で一向に調子の上がらぬ代表チームの状況では,致し方ないか。

さて,果たして今回,日本代表チームの成績はどうなるか。
実は,初出場の1998年大会以来,
「その年の冬季オリンピックで金メダルを取ると,グループリーグ敗退,金メダルが取れないとグループリーグ突破・決勝トーナメント進出」というジンクスがある。
        冬季五輪金メダル数        W杯サッカー
1998年(長野)     5    (フランス) Gリーグ敗退(3敗)
2002年(ソルトレイク)  0 (日韓)   16強(2勝1分)
2006年(トリノ)    1    (ドイツ)  Gリーグ敗退(1分2敗)
2010年(バンクーバー) 0    (南アフリカ)16強(2勝1敗)
2014年(ソチ)     1    (ブラジル) Gリーグ敗退(1分2敗)

さて,今年の冬季オリンピック,平昌では日本は4つの金メダルを獲得している。もしジンクスどおりならば,Gリーグ敗退になる。
しかも,複数の金メダルとなると,最悪のグループリーグ3戦全敗となる。(何だか現段階ではもっともありえそうなシナリオではあるが・・・)
一方,偶数個の金メダルという視点で考えると(0も4も偶数),もしかしたら16強進出ということもありえる。

・・・もっとも,まだ過去5大会の成績だけで,この法則が成り立っているのは偶然なのだとは思うが,ちょっと気になる法則ではある。
もしもW杯サッカーで日本代表の勝ち上がりを期待する人は,冬季オリンピックはひたすら日本代表の選手が金メダルを取らないように祈らなければならない?!? 
 

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