矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:原子力

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福島第一原発 放射能 に参加中!
今日はあの「タイタニック号」が沈没してちょうど100年。
当時の最先端の技術を結集して製造された超大型客船が,処女航海で沈没し,約1500人もの犠牲者を出すとはそのとき,誰も想像だにしなかっただろう。
これだけの犠牲者が出た背景には,技術への過信と,そこからくる油断による救命設備の不備があったといわれている。この悲劇を教訓に,更なる造船技術の発展や安全思想の進化があり,同様の規模の船舶事故は起きてない。

一方,現代の日本。福島第一原子力発電所事故から400日あまり。
40年あまり前の時点での最先端の技術を結集して設立された発電所が,地震と津波で崩壊し,未だに無数の人間に不安を与え続けている。
これだけの影響を与えてしまった背景には,技術への過信と,そこからくる油断による安全装置の不備があったことは間違いない。この事故を教訓に,更なる原子力技術の発展や安全思想の進化・・・?同様の規模の原子力発電所事故は起こらない・・・?

「タイタニック号」は様々なストーリーがあり,八十余年後には大ヒット映画まで生ませた。
「福島第一原子力事故」は果たしてどのようなストーリーがあり,数十年後に大ヒット映画をもたらすことがあるのだろうか・・・?

今日はフランス革命記念日。「自由・平等・友愛」を国是とする革命が起こってから222年が経つ。
しかし,このフランス,知る人ぞ知る世界最大の原子力発電大国でもある。
果たして「自由・平等・友愛」と原子力発電は両立するのだろうか。
自由・平等・友愛の国是が原子力発電を可能にしているのだろうか。
それとも、原子力発電が自由・平等・友愛の国是の実現を可能にしているのだろうか。
私には分からない。

私が分かるのは、電気というエネルギーが、自由・平等・友愛の実現を支援してくれていたこと、日本国内では今年の3月11日より前までは何も気にせず当たり前のように電気を使える非常に恵まれた環境にあったこと。




福島第一原発事故から4ヶ月余りが経った。
正直,いまだに原子力発電所の事故にまつわるいろいろな情報が錯綜しており,何が真実で,我々はどうやって自身や家族の健康を守りつつ,福島県をはじめとする原発近辺の方々をどのように支援していけばいいのか,よくわからない。何をすれば安全で,何を食べたら危険なのか,あらゆる人々が,自分の立場を主張したり守ろうとしたりするため,様々な情報が飛び交い,その中で我々は何を信じ,どう行動していけばいいのだろうか、…厳しい日差しと暑さの中、手探りの日々が続いていく。






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