矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:準々決勝

現地時間の今夕から、準々決勝。
ベスト8のチームの、頂点への戦いがいよいよ始まる。
準々決勝以降の展開を予想してみる。

準々決勝

ウルグアイ対フランス
戦力は五分五分も、戦い方の華やかさではフランスが上。安定度や守備力はウルグアイが優位かとも思うが、順当ならフランスが勝ち上がるはず。

ブラジル対ベルギー
ここも総合的な戦力は五分五分と思うが、過去の実績や、直近の試合運びの安定度から見るとブラジルが優位。攻撃力はほぼ互角か、あるいはベルギーが上回るかとも思うが、守備力は今大会のブラジルの安定度はピカ一。ベルギーには、日本の分まで頑張って勝ち上がってほしいものだが…


スウェーデン対イングランド
開幕前の下馬評ではイングランド圧倒的優位と思うが、今大会入り後の試合ぶりを見ると、そこまでの差はない。スウェーデンの守備力はブラジルと双璧。イングランドの攻撃力がスウェーデンにどこまで通じるか。イングランド優位と見るが、時に不安定さも見せるイングランド、スウェーデンにもチャンスは十二分にある。

ロシア対クロアチア

地元の利でここまで勝ち上がったロシアだが、果たして。戦力の比較だけならクロアチアの優位は堅い。クロアチアは、グループリーグで見せた高い攻撃力が、ここに来てやや下降傾向なのが気になる。もつれると波乱も。だが、恐らくクロアチアが勝ち進むと思う。

準決勝

フランス対ブラジル(予)

総合的戦力ならブラジルだが、チームの相性を考えると、フランスが圧倒的優位。フランスが勝ち上がると思う。

クロアチア対イングランド(予)

安定度ならクロアチアだが、過去決勝進出できたチームは12国のみで、新参者が入るために超える壁は果てしなく高い。イングランドが52年ぶりに決勝に進むと予想。

三位決定戦

ブラジル対クロアチア(予)

果たして両チームがどれだけのモチベーションを持ってこの試合に臨むのかわからないが、クロアチアの方がより高い気持ちでこの試合に入るように思うので、クロアチア三位、ブラジル四位と予想。

決勝
フランス対イングランド(予)

「ドーバー海峡決戦」などとマスコミでは報道されるかも。それぞれ2度目、かつ、自国開催以外での大会初制覇を賭けての対戦は、フランス優位と見る。イングランドは若さと、そこから来る不安定さが気がかり。

かくして、フランスが20年ぶり2度目の優勝を飾ると予想する。




ブログネタ
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準々決勝がすべて終了し,4強が出そろった。
さて,前回のブログで書いた予想がどれだけ当たったか検証してみよう。

ブラジル − コロンビア 勝利予想 コロンビア×
 地元が強かった。過去の対戦成績もブラジルが圧倒していたというデータをもう少し重視すべきだった。
 地元開催という精神的重圧と,主力の調子からコロンビアの方が有利と思っていたが。
 なかなかワールドカップは,新参者にたやすく準決勝以降への道を開いてくれないようだ。

フランス − ドイツ 勝利予想 フランス×
 これも,過去の対戦成績はドイツの方が勝ち越ししていたというデータと,ワールドカップとの相性という点をもっと重視すべきだった。1998年以降,一大会おきに好不調を繰り返すフランスだったが,今年は8強止まりだった。
 
オランダ − コスタリカ 勝利予想 オランダ○
 勝ち上がり結果だけを見れば順当だが,オランダがもっと圧勝するかと思っていただけに,PK戦までもつれたのは意外であった。これはコスタリカの健闘を讃えるべきだろう。
 
アルゼンチン − ベルギー 勝利予想 アルゼンチン○
 これは準々決勝の中ではいちばん順当な結果だったといえる。しかし,アルゼンチンの強いのか強くないのか分からない戦いぶりはどう表現すればいいのか・・・。

 結局,準決勝に勝ち上がったのは,ブラジル,オランダ,アルゼンチン,ドイツの,過去に三回以上決勝に進出した経験のあるチームばかり(しかもオランダ以外の三チームは優勝経験のある(それも複数回)チームばかり)の,よく言えばおなじみ,悪く言えば変わり映えのしない顔ぞろえとなった。

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さて,現地時間では今日から二日かけて準決勝の二試合が行われる。ここまで来たら,決勝まで合わせて予想してみたい。

ブラジル − ドイツ 
 難しい。地力や過去の対戦成績を考えれば,ブラジルがやや優勢なのだろうが,ネイマール選手の負傷欠場など,心身のコンディションは明らかにブラジルの方が厳しく,ドイツの方に余裕を感じる。接戦になればドイツが勝ちそうな雰囲気を感じるが,一方のドイツも,4大会連続4強以上の安定した成績を残している一方で,準決勝以上では今ひとつのところで勝ち切れない勝負弱さも感じる。
 かえってネイマール負傷欠場で,ブラジルの選手の団結力が強まるということもあるかもしれないことを考え,52対48でブラジル優位と思う。

アルゼンチン − オランダ
 これも難しい。地の利を考えればアルゼンチン優位だが,ここまでの戦いぶりを見ると,よくぞ準決勝まで勝ち残れたものだという思いが強い。準決勝までたどり着けた最大の要因は,くじ運といってもいいかもしれない。強敵オランダに今までの戦いぶりが通じるかどうか。とはいいつつ,オランダも明らかにここにきて若干調子を落としつつあるようだ。スペイン,チリとの同じ組の厳しい組み合わせだったグループリーグを逆転勝ちなどで勝ち抜き,トーナメント一回戦も残り数分でうっちゃり,準々決勝もやっとこさPK戦で抜け,疲労がたまっているだろう。
 ここは,54対46でアルゼンチン優位か。

もしもこのとおりであれば,決勝はブラジル対アルゼンチンの南米対決,三位決定戦はドイツ対オランダの欧州対決になる。三位はドイツ,決勝はアルゼンチン勝利というのが私の現段階での予想である。

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さて,今大会はもう一つ,”日本対戦国の呪い”が若干解けた大会といってもいいかもしれない。

以前ブログで,「日本と本大会で対戦した国は,次の大会以降不振に陥いり,日本と対戦した時の成績を上回れない」
と記した。
この縛りが,以下三チームに関しては解けたのだ。

ベルギー (’02年対戦 2−2 日本)
   ’02 十六強 以降 本大会出場なかったが ’14年久々の本大会出場
   ⇒ 今大会 八強。日本と対戦した’02年時の成績を上回る。
ブラジル (’06年対戦 4−1日本)
   ’06 八強 ’10も八強止まり 
   ⇒ 今大会 四強以上決定。 日本と対戦した’06年時の成績を上回る。
アルゼンチン(’98年対戦  1−0 日本)
   ’98 八強 以降,八強が最高成績
   ⇒ 今大会 四強以上決定。 日本と対戦した’98年時の成績を上回る。

今回四強に勝ち残ったチームは,ドイツを除き,本大会で日本と対戦したことのあるチームばかりである。
今大会は,もしかしたら日本と本大会で対戦したことのあるチームから、日本対戦後はじめて優勝するチームが出る大会となるかもしれない。
   image

それにしても惜しかった。そして疲れた。日本対パラグアイ戦、90分でも決着つかず、延長計30分でもまだ決着つかず、PK戦の末準々決勝進出!・・・・・・だったらよかったのだが・・・そうはならず、削った睡眠時間の投資量に対するリターンとしては最悪の結果となってしまった。

いつもより3時間以上少ない睡眠の後に残されたのは眠い頭にだるい体、ポッカリ空いた心。これから夏本番というのに、既に秋深い感じがする。まだ今年も半ばにさしかかったところなのに、もう今年がほとんど終わってしまったこの感覚は何なのだろう。

今あの試合を振り返ると、確かに惜しかったが、危ない場面も多かった。史上最高成績となるベスト8には是非進出して欲しかっただけに、この結果は僅差だからこそ余計に残念な気持ちが強い。とはいっても,冷静に考えればFIFAランキングでも上位の相手に互角あるいはそれ以上の戦いをしたのだから,その健闘は心の底から讃えたい。

中長期的に見れば、今大会のこの成績はちょうど良かったのかもしれない。仮にPK戦を制して8強入りしたとしても、主要メンバが累積警告で準々決勝の試合に出られず、優勝候補のスペインに対してベストの布陣で挑めなかった。大差の準々決勝敗退で終わっていたとしたら、せっかくの快挙も色あせてしまってたかもしれない。
開幕前あれだけ様々な問題点を指摘され、批判を受けていた組織が、史上最高成績という結果で選手や監督を必要以上に祭り上げ,真摯な反省や新たな工夫・努力を忘れて浮かれ油断して今後必要な対策を怠る危険もある。その意味では、決勝トーナメント1回戦で引分、PK戦負けというのは、選手・監督に対しその活躍を喜びパフォーマンスを評価でき、一方で落ち着いて検証・反省もでき、今後の計画も立てやすい絶妙な結果だったのかもしれない。(8年前の日韓大会での決勝トーナメント1回戦では、0対1での敗退であったから、今大会の成績は史上最高という表現でも間違いではないと思う。)

さて、ベスト8が出揃ったところで、私の予想の検証をしたい。6勝2敗。アメリカと日本が外れてしまった。自分に関係の深い国で予想に願望が多少入ってしまったのは反省材料。それにしても南米勢が強い。他大陸勢に対して12勝5分1敗。(PK戦は引分扱い)前大会よりは活躍するとは予想していたが、参加全チームがここまで勝ちまくるとは。南米大会かと見間違うかのようだ。
準々決勝の組み合わせと展開予想をしてみる。

・オランダ対ブラジル
  ブラジルに死角なし。オランダも攻撃力は引けを取らないが,守備力にやや不安。いつもの華麗さはなく,サッカーの質そのものは本来の面白さに欠けるものの,こういうときのブラジルは堅い。ブラジルが2点以上取り,オランダに対し1点以上の差をつけて90分内で勝つと予想。仮にオランダが勝つとしても,このカードの勝者が決勝に進むはず。

・ウルグアイ対ガーナ
総合力は互角も,地の利でガーナが若干有利か。しかし,ウルグアイは開催地南アフリカに完勝していて,今大会はアフリカ勢の天敵となる雰囲気を感じる。過去に二回優勝している実績、そこからくる老獪さは侮れない。勝負は僅差。延長にもつれ込む可能性大だが,PK戦にはならないと予想。ただしどちらが勝つにしても決勝進出は難しいと予想。
  
・アルゼンチン対ドイツ
  私がW杯に関心を持ち始めた頃は、この2チームが覇権を争っていたものだった。時の経つのは早い…。さて、この対戦は高い攻撃力を持つ両チームなので、壮絶な点の取り合いが予想される。今大会での安定度や総合力ではアルゼンチンが若干有利か。個人的には選手以上に目立っているマラドーナ監督のパフォーマンスをもう少し見続けたい。一方いつも安定した成績を残すドイツの強さは軽視できない。勝敗予想は困難だ。

・パラグアイ対スペイン
  スペイン語を母国語とする国同士の対戦。互いの悪口、罵詈雑言が分かってしまう分、興奮の余りラフプレーの連発、カードの乱舞とならなければいいが…。でもこれまでの試合ぶりからはその心配はしなくて良さそう。
総合力はスペインが上回るが、スペイン本来の攻撃力が今大会は十分には発揮されていないようだ。パラグアイが先制点を取り、かつ守備が今までどおり機能したら、第二のスイスになる可能性も十分ある…と思う一方、ニュージーランド、日本相手で無得点の決定力不足の状態で、スペインから先制点を奪うのは厳しいか。0-0で、今大会経験済みのPK戦に持ち込むしか勝機はないか。スペインの意外なところでコロッと負ける習性も気になるが。

決勝進出可能性は、
ブラジル60%、オランダ30%、ウルグアイ、ガーナとも5%、
スペイン35%、アルゼンチン31%、ドイツ29%、パラグアイ5%
と予想する。W杯関連の記事は10日後に書く予定。

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