今日は二十四節気の「啓蟄」。暖かくなって,土の中に隠れていた虫がうごめき出す季節になった。日差しも強くなってきている。2010年代最後の春がいよいよこれから本格化していくのか。
そしてまた,今日は「灰の水曜日」でもある。復活祭・イースターの46日前。主イエス・キリストの受難に思いをはせつつ過ごす受難節の始まりを告げる日だ。
調べてみると,啓蟄と灰の水曜日が重なるのは,1957年3月6日以来,62年ぶりの事象だ。その意味では非常に珍しい。ちなみに次回は比較的早く,6年後の2025年3月5日になる。
灰の水曜日は,年によって変わる。復活祭の日は,春分の日の後の最初の満月の次の日曜日であり,その46日前の水曜日であるから,2月4日から3月10日の間のいずれかの日になる。今年は,比較的遅い灰の水曜日・復活祭となる。
一方,啓蟄は,3月5日か6日。
なかなか啓蟄と灰の水曜日両方の日が重なることは難しい。
このようにしてみると,何気ない日が実は非常に貴重な日だったりすることがある。ひとつひとつの属性は特に特徴はなくとも,いろいろな属性を同時にもつことで,それが非常に貴重で価値あることになることがある。それは日も人間も同じことだ。
2010年代最後の春,一日一日をかみしめて生きていきたいものだ。