今日は立秋。今日を過ぎると，挨拶は「残暑見舞い申し上げます」となってしまう。
酷暑続きだが，暦の上では秋に入る。
配偶者を求めるセミの強い鳴き声が悲痛に感じるこの頃だ。
今日はまた，ソビエト連邦が対日戦に参戦してからちょうど７０年の日。その翌日，
日本は二発目の原爆を米軍によって長崎に落とされ，一瞬にしておびただしい数の人命を失う。
歴史にもしも，を問うのは不毛であるのは承知だが，仮にもう少し，早く敗戦を受け入れていたら，と思う。
７月２６日のポツダム宣言を８月の早い段階で当時の日本政府が受諾していれば，広島，長崎の惨劇も，
満州，シベリアの悲劇も，北方領土の喪失も防げていたかもしれない。
セミの鳴き声が，志半ばにしてこの世を去った，当時の日本人３００万余りの犠牲者の哀しい叫びに聞こえて仕方がない。夏真っ盛りだが，私にとっては日本の盛夏は，悲しみや寂しさの気持ちを禁じ得ない季節である。
今年は戦後七十年。七十年前の日本の歩みをきちんと見つめなおし，後世に正しく伝えていきたいものである。
酷暑続きだが，暦の上では秋に入る。
配偶者を求めるセミの強い鳴き声が悲痛に感じるこの頃だ。
今日はまた，ソビエト連邦が対日戦に参戦してからちょうど７０年の日。その翌日，
日本は二発目の原爆を米軍によって長崎に落とされ，一瞬にしておびただしい数の人命を失う。
歴史にもしも，を問うのは不毛であるのは承知だが，仮にもう少し，早く敗戦を受け入れていたら，と思う。
７月２６日のポツダム宣言を８月の早い段階で当時の日本政府が受諾していれば，広島，長崎の惨劇も，
満州，シベリアの悲劇も，北方領土の喪失も防げていたかもしれない。
セミの鳴き声が，志半ばにしてこの世を去った，当時の日本人３００万余りの犠牲者の哀しい叫びに聞こえて仕方がない。夏真っ盛りだが，私にとっては日本の盛夏は，悲しみや寂しさの気持ちを禁じ得ない季節である。
今年は戦後七十年。七十年前の日本の歩みをきちんと見つめなおし，後世に正しく伝えていきたいものである。
