矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

タグ:自由研究

それにしても暑い。暑すぎる。

さて,小学生のこどもたちもいよいよ夏休み入り。夏休みと言えば自由研究。
自由研究については,昨年の今頃も一筆書いたが,題材に困っている方々に,今年ならではのネタを一つ提供したい。参考になれば幸いである。

今年は何と言っても平成最後の夏。ということで,平成時代を振り返ることをテーマとしたらどうだろうか。

より楽しく,というのであれば,例えば,平成元年から今年までの出来事を並べて,双六を作る,というのはどうだろう。
図書館に行って,過去の新聞の縮刷版を見ながら当時の世相を確認したり,あるいは当時を生きた親たちに昔のことを聞いたりしながら,30マス〜60マスぐらい作り,それぞれのマスに当日の出来事を書けば,遊びながら近代史の勉強にもなる。出来事に応じて「一回休み」「〇マス戻る」「順位を入れ替える」など工夫すれば面白味も増す。

出来事の選択は,個人個人の関心事に応じてすれば個性が際立つ。このすごろくを夏休み明けに先生に提出すれば,それなりに評価してもらえると私は思うのだが。

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小中学校のこどもたちにとっては夏休み真っ盛り。せっかくの学校から自由な時間,のびのびと過ごしてほしいとも思うのだが,昨今は宿題が多く出され,なかなか思い切り羽根を伸ばすような雰囲気でもない。わが小学三年生のこどもに出された宿題はとてもじゃないが,夏休み最終日に一夜漬けでこなせるような分量ではない。途中でお出かけや旅行などでつぶれる日も考えると,親がかりで綿密なスケジュールを作って対処していかないと,二学期早々こどもが登校拒否に陥ってしまうかもしれない。

自由研究も宿題の一つとして出ている。この自由研究というのもくせものである。何でも良いと言われても,何をすればよいのか,またどれだけ頑張ればよいのかもとんとわからない。あまりしょぼいのをしても,同級生に対し気おくれしてしまうし,かといって,気の乗らない自由研究に長時間しばられてしまうのも,夏休みの過ごし方としては何だかとてももったいない気がする。

もしも私が今小学生だったら,以下の二つのもののいずれか,あるいは両方を作りたい。今年にふさわしいものだと思う。

1.素数アート 糸かけマンダラ
 
  詳細はリンク先をご覧ください。

  今年は2017年かつ平成29年,素数の年でちょうどよい。64本の釘に糸をかけて作成していく場合は,素数17と素数29のときに,色を目立つものにしていくとより今年っぽくていいかもしれない。集中すればまる1日〜2日で完成できそうだ。

2.2017個の粘土玉を利用した,三個の立方体作成

  2017は,三つの素数の三乗の和である。2017 = 7^3 + 7^3 + 11^3 。
  これを利用し,一辺が7の立方体を2つ,一辺がの立方体を1つ作成する。
  紙粘土などで,予め2017個の粒を地道に作成する。
  そして,一辺が7つの粒で構成される立方体(343粒利用)を2つ,
  一辺が11個の粒で構成される立方体(1331粒利用)を1つ作成する。
  別々の色に粒を塗り,何らかの規則性を持たせて粒を並べて立方体を作っても楽しいかもしれない。
  こうして作られた3つの立方体を台の上に乗せ,”2017”という数字も別に粘土で立体的に作成すると,これはこれで一つの立派な芸術品になる。

以上,もしも自由研究のネタ探しに困っているこどもや親御さんがいらしたら,参考にしてください。


娘にとって,小学生になって3回目の夏休みがまもなく始まる。
今回の夏休みは,宿題が想定外に多いらしい。具体的には以下のとおり。
・国語・算数・理科・社会の復習ドリル (四科目総計で70ページ)
・一行日記
・読書5冊(読書記録カードに5冊の題名を記入)
・絵日記(一日分だけでよいらしいが・・・)
・読書感想文(400字原稿用紙3枚(800〜1200字))
・自由研究/自由工作 1点以上

毎日コツコツこなせば,大丈夫なのかもしれないが,逆に言うと,ずっとやらずにいて,夏休み最終日だけ頑張るということは不可能な量である。
「夏休みだからといって,だらけるな。毎日学校に行っているつもりで規則正しく生活し,怠りなく勉学に励め」ということなのだろうが,なんだかとても窮屈な感じである。
夏休みは,学校生活では出来ない体験や,普段の生活から離れて本当に好きなことにじっくり取り組むことができる貴重な機会のはずなのに,学校の延長で宿題に追われてしまうというだけでは,こどもたちが非常に気の毒だ・・・。

もしも私が小学校のクラス担任だったとしたら,夏休みの宿題は以下の3つだけ出したい。
1.楽しい思い出を最低一つは作ること。
 (家族との旅行でも,映画・劇・スポーツ観戦でも,人との出会いでも何でもよい)
2.新しく出来るようになったことを最低一つは作ること。
 (スポーツでの新しい技を身につける,新しい曲を歌える/楽器で奏でられる,苦手な勉強が出来るようになる,新しい家事のお手伝いが出来るようになる,など何でもよい)
3.二学期の最初の日に,明るく元気な表情で登校すること。
  そして,夏休みをどれだけ楽しく過ごすことができたかを,どんな形でもいいので先生に教えること。
  (お話でも,作文でも,絵でも,写真・動画を使ってでも何でもよい)
  
何より,こどもの間の貴重なまとまった自由な時間,こころから楽しんで充実した生活をし,その中で心身大きく成長して欲しいというのが私の,親としての願いである。

学校という閉ざされた管理的な空気から解き放たれた,のびのびとした時間を大切にしたいものだ。

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