矢口十思夫の平成後期徒然よろずほぼ半旬記

身の周りの出来事から日本・世界のニュースまで、感じたこと、考えたことを自分の思ったまま率直に記すエッセイ/コラム。 2018年の更新頻度は不規則も,平均では5日に一度の頻度を維持予定。

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準決勝は既に終わり,決勝はドイツとアルゼンチンのカードに。
私にとってこの決勝の組み合わせは,非常に懐かしさを覚える。1986年と1990年と同じカードだ。
あのときはマラドーナの全盛期。あれから四半世紀前後が経過しているとは。光陰矢の如しだ。

さて,前回のブログで書いた予想を検証してみよう。

ブラジル − ドイツ 
 ブラジル若干有利と書いていたが,まさかのボロ負け。
 日本人の私が観ても痛々しかった。ましてやブラジルの人にとっては,”惨劇”,戦争に負けたような感情だったと想像する。
 心身のコンディションからはドイツの方が上回るとは思っていたが,もはや団結力でどうなるレベルでもなかったのだろう。あまりにも私がブラジルをここにきて過大評価してしまったようだ。

アルゼンチン − オランダ
 地の利でアルゼンチン有利と書いていたが,PK戦決着となった。
接戦になるとは思ったが。

予想としては一勝一敗。ドイツの勝利も容易に予想できていただけに,ブラジルの見えないオーラに錯覚させられてしまったのが痛かった。

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三位決定戦の結果も既に出た。オランダがはじめての3位、ブラジルはドイツ戦に続く惨敗で失意の4位になった。
さて、三位決定戦の意義がいろいろ言われているが、私はあった方がよいと思う。
世界のベスト4に残ったというのはそれだけでも快挙であるし,オリンピックでいえば銅メダルマッチだ。
優勝を決める試合でないために確かにその価値に疑問を抱く向きは理解するが,サッカーという球技を純粋に楽しめるいい機会だと思う。
今回は決勝進出経験豊富なチーム同士だから,三位決定戦へのモチベーションという点では低くなるのは,当事者にとっては否めない部分はあるだろうが,初の準決勝進出チームにとってはもう一つの晴れ舞台といってもよいだろう。
それに,この三位決定戦は結構点がたくさん入って面白いゲームになることが多い。
最初にアルゼンチンとドイツが決勝を戦った1986年から,以降の三位決定戦のカードをスコアを見てみよう。

1986年 フランス 4−2 ベルギー
1990年 イタリア 2−1 イングランド
1994年 スウェーデン 4−0 ブルガリア
1998年 クロアチア 2−1 オランダ
2002年 トルコ 3−2 韓国
2006年 ドイツ 3−1 ポルトガル
2010年 ドイツ 3−2 ウルグアイ
2014年 オランダ 3−0 ブラジル

スコアレスドローの試合は一試合もない。”優勝”につながらないし試合で双方勝負に淡泊になり,守備が綻ぶ傾向にあるからだろうか。

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さて,後八時間余りで,決勝も始まる。実はドイツとアルゼンチン,前ローマ教皇と現ローマ教皇の出身国同士だということに気づいた。ベネディクト16世がドイツ出身,フランシスコがアルゼンチン出身だ。まさに”神の奇跡”としかいいようがない。
決勝の結果の予想は今回はあえてしない。結果は神の意志に委ねよう。

次回は,FIFAワールドカップ ブラジル大会の総括を記す予定である。




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準々決勝がすべて終了し,4強が出そろった。
さて,前回のブログで書いた予想がどれだけ当たったか検証してみよう。

ブラジル − コロンビア 勝利予想 コロンビア×
 地元が強かった。過去の対戦成績もブラジルが圧倒していたというデータをもう少し重視すべきだった。
 地元開催という精神的重圧と,主力の調子からコロンビアの方が有利と思っていたが。
 なかなかワールドカップは,新参者にたやすく準決勝以降への道を開いてくれないようだ。

フランス − ドイツ 勝利予想 フランス×
 これも,過去の対戦成績はドイツの方が勝ち越ししていたというデータと,ワールドカップとの相性という点をもっと重視すべきだった。1998年以降,一大会おきに好不調を繰り返すフランスだったが,今年は8強止まりだった。
 
オランダ − コスタリカ 勝利予想 オランダ○
 勝ち上がり結果だけを見れば順当だが,オランダがもっと圧勝するかと思っていただけに,PK戦までもつれたのは意外であった。これはコスタリカの健闘を讃えるべきだろう。
 
アルゼンチン − ベルギー 勝利予想 アルゼンチン○
 これは準々決勝の中ではいちばん順当な結果だったといえる。しかし,アルゼンチンの強いのか強くないのか分からない戦いぶりはどう表現すればいいのか・・・。

 結局,準決勝に勝ち上がったのは,ブラジル,オランダ,アルゼンチン,ドイツの,過去に三回以上決勝に進出した経験のあるチームばかり(しかもオランダ以外の三チームは優勝経験のある(それも複数回)チームばかり)の,よく言えばおなじみ,悪く言えば変わり映えのしない顔ぞろえとなった。

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さて,現地時間では今日から二日かけて準決勝の二試合が行われる。ここまで来たら,決勝まで合わせて予想してみたい。

ブラジル − ドイツ 
 難しい。地力や過去の対戦成績を考えれば,ブラジルがやや優勢なのだろうが,ネイマール選手の負傷欠場など,心身のコンディションは明らかにブラジルの方が厳しく,ドイツの方に余裕を感じる。接戦になればドイツが勝ちそうな雰囲気を感じるが,一方のドイツも,4大会連続4強以上の安定した成績を残している一方で,準決勝以上では今ひとつのところで勝ち切れない勝負弱さも感じる。
 かえってネイマール負傷欠場で,ブラジルの選手の団結力が強まるということもあるかもしれないことを考え,52対48でブラジル優位と思う。

アルゼンチン − オランダ
 これも難しい。地の利を考えればアルゼンチン優位だが,ここまでの戦いぶりを見ると,よくぞ準決勝まで勝ち残れたものだという思いが強い。準決勝までたどり着けた最大の要因は,くじ運といってもいいかもしれない。強敵オランダに今までの戦いぶりが通じるかどうか。とはいいつつ,オランダも明らかにここにきて若干調子を落としつつあるようだ。スペイン,チリとの同じ組の厳しい組み合わせだったグループリーグを逆転勝ちなどで勝ち抜き,トーナメント一回戦も残り数分でうっちゃり,準々決勝もやっとこさPK戦で抜け,疲労がたまっているだろう。
 ここは,54対46でアルゼンチン優位か。

もしもこのとおりであれば,決勝はブラジル対アルゼンチンの南米対決,三位決定戦はドイツ対オランダの欧州対決になる。三位はドイツ,決勝はアルゼンチン勝利というのが私の現段階での予想である。

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さて,今大会はもう一つ,”日本対戦国の呪い”が若干解けた大会といってもいいかもしれない。

以前ブログで,「日本と本大会で対戦した国は,次の大会以降不振に陥いり,日本と対戦した時の成績を上回れない」
と記した。
この縛りが,以下三チームに関しては解けたのだ。

ベルギー (’02年対戦 2−2 日本)
   ’02 十六強 以降 本大会出場なかったが ’14年久々の本大会出場
   ⇒ 今大会 八強。日本と対戦した’02年時の成績を上回る。
ブラジル (’06年対戦 4−1日本)
   ’06 八強 ’10も八強止まり 
   ⇒ 今大会 四強以上決定。 日本と対戦した’06年時の成績を上回る。
アルゼンチン(’98年対戦  1−0 日本)
   ’98 八強 以降,八強が最高成績
   ⇒ 今大会 四強以上決定。 日本と対戦した’98年時の成績を上回る。

今回四強に勝ち残ったチームは,ドイツを除き,本大会で日本と対戦したことのあるチームばかりである。
今大会は,もしかしたら日本と本大会で対戦したことのあるチームから、日本対戦後はじめて優勝するチームが出る大会となるかもしれない。
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